「なんもいなかったけど?」

少しして降りてきて、怜は私にそう言った。


そして私の前に来て頭をぽんぽんと撫でる

「まだまだお子様だな」


どごっ


「う"っ」

鈍い声をだしその場にうずくまる彼


私はそんな彼を見て鼻で嘲笑う


「子供扱いするな!それなりの経験積み重ねてるんだからね?」