だんだんその姿は小さくなっていく。 「やだっ…ママっ!」 叫んでも届かない。 すると、目の前に誰かが現れた。 「えっ…怜…?」 怜は微笑むと手を差し伸べた。 私は黙ってその手を掴む―すると足が軽く動くようになった