イケメン幼なじみから逃れる方法。


そこにはすごーーーく怖いぐらい、穏やかな笑顔で私を迎えるイケメン幼なじみの姿。


「結菜、迎えに来たから帰ろうぜ?」



私はびくびくしながら着替え、急いで外に出て怜の元に行く。



「怜っ」



呼ばれて振り向いた彼の瞳は、氷のように冷たい。



「結菜」