そしてバイトが始まり1時間ほどたった時、事件は起きたのであった―… 「あ、国立さん。なんか彼氏が来たわよ?もーデートあるなら言ってよね!早退しちゃいなさい♡」 「えっ、彼氏?!」 「そーよ♡イケメンの彼氏!もう教えてくれていいのにぃ」 私は店長の声を最後まで聞く余裕もなく、彼氏と呼ばれる人がいる更衣室へと走っていく。 そこにいたのはもちろん… 「れ、怜…」