「…好きです…っ。付き合ってください」



何度聞いたんだろう、何度見たんだろう。

俺に愛を告げる声、俺を見て顔を赤くする女たち。



「ごめん、俺好きな人いるから」



そして、毎度同じ断るセリフ。




それを言うと女達は涙を浮かべて去っていく。

あーあ、また泣いたよ。俺が悪いことしてるみてーじゃん