「えっ、怜がそんなこと言ったの?!」



「翔己くん、箸から里芋落ちましたよ」

「あっ、わり…ってえ?怜がそんなこと?」



次の日、私は蘭と翔己くんとお昼を一緒に食べながら、昨日のことを話した。



「おかしくない?!あいつ何様のつもりなの?!そんなこと約束されたらますます彼氏できないじゃん!」



蘭と翔己くんは私の言葉を聞いた後、はぁっと深いため息をついた。

そして憐れむような目を私に向けた。