この先、関わってても結菜とはうまくいく自信がない。 "幼なじみ"の壁は思っている以上にデカい。 手を伸ばせば触れられるけど、 触れることが怖い。 後戻りができない気がする。 「結菜…」 名前を呼んで、笑顔を思い浮かべることしかできない。