「お前がデートするって言うから、いてもたってもいられなくて出かけて…そしたら偶然見かけた。手繋いで、恥ずかしそうに歩いてた。キスだってしてた」 「でもっ…」 「告白されたんだろ?好きなら付き合えよ」 少しきつい口調で言われ、泣きそうになる。 怜はそんな私を見て、はあっとため息を落とす。 「なら俺が言ってやろうか?あいつに。"私も好きです。ぜひ付き合って…」