サンタさんからのプレゼント



愛斗君の顔がどんどん近づいて来て…


私も目を瞑った。

寒さなんてちっとも気にならないくらい、幸せな気持ちだった。


ゆっくり顔を離すと、愛斗君はなにも恥ずかしい事なんてないように言ったんだ…


私のおでこと、愛斗君のおでこがコツンとぶつかって


「千穂は、バカだ。俺の方が、お前なんかより、ずっと好きに決まってんだろ。」


そう言って、私達は、白い雪が輝く夜空の下でもう一度キスをした。





「千穂、愛斗ってもう一回呼んで?」



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