サンタさんからのプレゼント




結局、昔も今も私は変われてない。

なにかと理由つけて、逃げてただけなんだ。


また、否定されたらって怖くなって……



愛斗君はいつも真っ直ぐに気持ちを伝えてくれたのに。


「好きだ。付き合って」


「千穂が好きなものならなんでも。」


「じゃあな。楽しかったよ。」



私の気持ちまだ、ひとつも伝えられてない!


気づいたときには、もう電話をかけていた。


いますぐ会いたいの…


サンタさんお願い!この恋は失いたくないの!!!!