「ちょっとー千穂ー!あんた、クリスマスなのに、そんなにダラダラしてー」 お母さんは、クリスマスなのにどこにも行かずケータイ小説を読んでいる私を心配しているのだろう。 でも、私はあの日から時間が止まったみたい。 ーーーーーーーーーーーー 「現実みろよなー」 ーーーーーーーーーーーー 私はなんで、元カレと愛斗君を重ねていたの? 全然違うのに……