サンタさんからのプレゼント

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「お前いつまで泣いてんだよ~」

「だって~……」

「そんなに泣けたか?まぁ、泣いてる千穂も可愛いけどさ。」


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「千穂?」


はっとして、顔をあげると、


愛斗君の顔が、ゆっくりゆっくり近づいてきた。

そして、私の顎に右手をそえると、机を挟んで向かいに座っていた体が、乗り出してきた。