あ…… のぞいた先には、教室の窓際の1番後ろの席で 今朝私が、貸したばかりのケータイ小説を読んでいる愛斗君がいた。 (さっき渡したばかりなのに、もう読んでる…) 「愛斗ーバスケしにいこーぜ!」 あ、誘われてる…はやく隠さないと、からかわれちゃうよ… 不安な気持ちで見ていると、