私は我にかえった。 「って、そこまで興味ないか!しかも、これ女の子向けだし…」 私が「読みたくなったら、いつでも!」と言うと、愛斗君は 「読みたいよ」 「千穂が好きなモノならなんでも。」 愛斗君の後ろの夕日が、とても綺麗だった。