クール女子と大泥棒が恋すると、





「あの、委員会の…」


「分かってるよ。ホラ。」


佐々木先輩はあっさり資料を私に投げ渡した。


「あ、どうも。」



私達はとっとと教室を出た。


何にもなかった……。


それほど私には魅力がないのか……。



「ねぇ、あの子と一緒にいた男子、超かっこよかったよね!」



教室から女子の声が聞こえた。



「行くぞ」


千歳は構わず歩き出す。


「っでもさ!何あの芋女!

なんであんな子があんなイケメンといるわけ!?」


ごもっともだ。


「佐々木が相手だから不安で着いてきてもらったんでしょ?

佐々木があんなブス襲うわけないじゃん(笑)」