千歳side 紗夜が一輪だけ買ったバラの花は、玄関に飾った。 それに、外の世界を見たい、と言って紗夜はよく出掛けていた。 近くの空き地や公園に行っては、花を見たり風を感じたりして、はしゃぐ。 まるで子供のように毎日外を駆け回っていた。 そんなある日。