クール女子と大泥棒が恋すると、





みんな食べ終わり、雑談タイム。



「瀬川のその髪、どうなってんの?」



「え……これは美月が……」



これは結構凝ってる。


ハーフアップで編み込みして、バレッタつけてるだけだけど、

私はそんな複雑なことできない。




「へぇ~、ちょっと見せてよ。」



「あ、うん。」



少し頭を前に差し出した。



馬渕くんは優しく髪に触れた。



「すごいな。編み込みとか、俺絶対できないわ。」


柔らかく笑う馬渕くんにちょっとキュンとした。



「わ、私もできない。いつもはもっと簡単だし。」



「そだね。いっつもおろしてるか、二つか一つ結びだもんな。」



「あ、よく知ってるね。」



「いや、別に……。みんな知ってるだろ……」








あれ……








なんか変な感じになった。







お前なんかがよく知ってるな、

的な言い方になっちゃったかな……。




「あ、このあとどこ行く?」



「ああ~、カラオケとか?ボウリングとかもいいね!」



「ボウリング、楽しそう。やったことない。」



「へぇ~、じゃあみんなにボウリング推してみるか!」



「うん。ありがとう。」