クール女子と大泥棒が恋すると、





そっか……。


はたから見たら千歳は全く吊れていなかったのか……。


私はちょっと期待とかしてた。


バカだな。



今だって、高橋さんにカッコいい笑顔を向けている。

私はそんな笑顔見たことないよ。



ズルいな……。



ああ、そっか……。


千歳がうちに居続けられるのは、

私を女として見てないからなのか……。



なんか、ショック……





「瀬川?」


「あ、えと、何?」



馬渕くん、もしかして話しかけてた?



「食べないの?冷めるよ?」


「あ、食べる。いただきます。」



丁寧に手を合わせ、頭を下げた。



「フハッ、今時そんな礼儀正しい子いたんだ!」


「え、変?」


「逆。すごいそういうのいいと思う。」


「ありがと……。」



嬉しいな……。



馬渕くんといると、ホッコリする……。