クール女子と大泥棒が恋すると、





ファミレスに着き、女子一列、男子一列、って感じで向かい合って座った。



さっき歩いてきた流れで私の向かいは馬渕くん。


千歳とははじっこ同士で一番遠かった。



「何食う!?」



みんながメニューを見る。


「美月どうする?」


「私はパスタかな……。」


「じゃあ……私はトンカツ定しょ……イタッ」



美月にチョップされた。



「痛い。何すんの。」



「女の子がトンカツなんてがっつり食べないの!」


「何言ってんの。男とか女とか関係ない。

私はトンカツが食べたいんだ。」



「バカ!」



珍しく美月に怒られ、ばつが悪くなり、私もパスタを頼んだ。



「伊緒も彼氏作んな?

いつまでも釣れない千歳くん狙ってたらおばあちゃんになっちゃうよ?」



パスタを食べる前、そんなことを言われた。