クール女子と大泥棒が恋すると、




「よっす」



待ち合わせ場所には遠山くんと馬渕くんが既に来ていた。


「おはよー!」


わぁ……。

美月は感じがいいなー……。



「瀬川もおはよ」


あ、馬渕くん……。爽やか……。


「おはよう。」



「なんかさぁ、宮野寝坊したってよ。」


遠山くんがみんなに向けて言う。



「えぇ~、宮野くんってしっかりしてそうなのにぃ!」



してないって。

あのあとどうせ寝たんだろう……。



「遅れてごめぇん!」


そう言って駆けてきたのは、もちろん千歳じゃない。


とっても可愛い高橋さん。



「ヘーキ、ヘーキ。

もっと遅れてるやついるから笑」


遠山くんは笑いながら言った。



「えぇ~、そおなんだぁ」


うおお。すごい可愛い仕草と声。


完璧遠山くんを誘惑してる!



「春佳はさ、千歳くん狙いだから!」



隣で美月が耳打ちをしてきた。




千歳狙い……。




別に……

別に……





その時、だるそうに千歳が歩いてきた。