「……38.0℃。」 「朝よりは下がったけど、まだ高いね。」 「だいぶ楽になったけどな。」 「ご飯食べれる? 梨持ってきたけど。」 「梨、食べたい。」 「分かった。まってて。」 そう言って伊緒は台所に入っていった。 内心、自分がすごく安心していて、驚いた。 「伊緒、陽たちは?もう来てんの?」 「うん。迎えに行ってたら来るの遅くなった。 ごめん。」 伊緒は梨を持って台所から出てきた。