目を開けると、見慣れない低い天井。
少し懐かしいタバコの匂い。
ああ、
そっか、新見さん家。
時計を見ると、21:00を回っていた。
一日中寝てたな……。
「ハァ……」
ついため息が漏れた。
伊緒と別れてから……約13時間か。
なんか、変な感じだ。
いつも一日中一緒にいるから。
「……会い……たいな……」
って!
俺何言ってんだ!?
誰にだよっ!!
ここは新見さん家だぞ!?
あの人なら盗聴機を仕掛けかねない。
ーーピンポーン……
あ、そっか。
夜。帰ってくるって言ってたっけ。
新見さん。
俺は玄関へ向かった。



