クール女子と大泥棒が恋すると、





千歳side



はぁ……。


なんでこんなことに……。



この調子じゃ、陽に会えない……。


いや、絶対治してみせる!




新見さんの家に着き、伊緒はすぐ学校に行った。



「お前風邪かよ。ダセーな。」


「黙ってください。」



新見さんの横を通りすぎ、汚いせんべい布団に寝っころがる。



うー。



硬い。寒い。



「まぁ、ゆっくり休め。

俺、夜まで仕事いってくらー。」



「ハイ……」




これじゃあ、新見さんの家に来た意味がない。


伊緒もドンマイだな。



俺は心地悪い眠りについた。