クール女子と大泥棒が恋すると、





「お前……どんだけ怪力なんだよ……」


「そりゃ、仕事が仕事なんだから当たり前よ。

日本で私に勝てるヤツなんて数えるほどしかいない。」



女が胸はって言うセリフじゃねぇだろ……。



「銃持てば……ボスと2番のメガネは頭脳派だし、

あたしに勝てるの、3番のキチガイ野郎くらいじゃない?」



伊緒が俺に説明を求めた目を向ける。



「っと……2番は薬物売買の総元締めみたいなことやってる男で、

3番は……ホント変なヤツ。

どっかの国の死刑囚とかって。」



「しけ……っ!?」



「そ。」



ホントに3番は俺から見ても怖い。



「あ~、でもあんたが本気出せば私になら勝てるかもね。」



5番は俺を上目遣いで見ながら付け加えた。



「やめとくわ……」



苦笑いで応え、校舎内に入った。



結局、午前中は3人で文化祭を回った。