クール女子と大泥棒が恋すると、




「5番さんは……いわゆる殺し屋なんでしょ……?」


その時、伊緒が5番に話しかけた。


「……そうだよ。怖い?」



伊緒は黙って5番を見つめていた。



「あなたのことは怖くない。

でも、殺しがいいことだとは思えないから、

あなたのことを好きになることはできないかもしれない。」



5番は少し驚いたようだった。


そうだよな。


こいつ変なヤツだろ?



「……別にいいよ。

私だって自分のことは嫌いだから。」



そんなこと言ったら俺も……



「ハイ、次の方!」



いつの間にか順番は回ってきていた。



伊緒がブンブンと腕を振り回す。