あ・い・う。



そう言うと、原くんは聴こえないフリをして屋上へ向かった。


確か次は国語か。


漢詩なんてレ点とか一二点判れば直ぐ読めるらしいが、稀に歴史的仮名遣い的な奴が出て正直ダルい。


サボれる原くんが羨ましい。


何て考えながら鞄から国語を取り出した。


国語担当の釘宮先生でも見て癒されよう。


うん、其が良い。


数学以外赤点は勘弁だから、予習だけでもする事にした。