私のとなり、俺のとなり。



私は目の前にドアップで写る矢田直紀の顔を見て、みるみるうちに顔が赤くなっていった。



とっさに目をそらし私は宣言した。


「や、矢田くんって呼ぶ!」



私は矢田くんが「つまんね」と呟いたのを聞こえないふりした。