中学生活は楽しくて毎日充実していた。
部活はサッカー部に入ろうと思ってたけど翼君がいる陸上部に入部した。
種目は短距離長距離で別々だったけど走ってる彼を見れるのは嬉しかった。
陸上部で新しい友達ができた。
彼女の名前は和田真弓。
真弓は隣のクラスの背が高い女の子。
真弓とは委員会もたまたま
同じですぐ打ち解けた。
この時期あたしは翼君への想いは届かないと思いクラスの男の子と付き合った。
でも楽しくなかった。
デートもしないし一緒にも帰れない。
付き合ってるていえなかった。
別れたかった。
そんな時真弓を通じて知り合った
真弓の友達と仲良くなっていた。
石野聖也くんと高山輝くん。
真弓とあたしと四人でいることが
増えていた日々。
もはや彼氏などどうでもよかった。
そんなある日聖也からメールがきた。
「好きだ。付き合って欲しい。」
と。
あたしは迷っていた。
そんな気持ちを抱いたまま学校へ。
すぐさま真弓に相談した。
真弓は
「好きなようにすればいい」
とのこと。
休み時間輝に呼び出されて
輝の元へ。
「どしたの?」
と聞くと彼は照れながらこういった。
「好きだよ。俺と付き合って?」
みんなに聞こえないとように小声で。
嬉しかった。
直接言われたの初めてで
ドキドキした。
あたしはきめた。
彼氏と別れて
聖也をふって輝のとこに行くって。
