君の元へは戻れない


この冬あたしは輝と
話すようになっていた。

輝はあたしと別れてから
人が変わってしまった。

部活も行かなくなって
学校も遅刻してきていた。

あたしのせいだとすぐにわかった。
輝はあたしに愛してるの
言葉を始めてくれた人。

この頃あたしは
輝を振ってしまったことを
後悔していた。


恋愛がうまくできなくて
自分自身どうして
いいのかわからなかった。
どうしたいのかもわからなかった。


輝はあたしの大好きだった笑顔で
あたしに話しかけてきて
あたしのこといつものように
馬鹿にしてきた。

「うるさいな〜」

なんてあたしは笑顔でかえしてた。

あたしなにやってんだろ…