俺は迷うこともなく柚ちゃんに
近づいた
「だ、大丈夫かよ?」
「きゃ!へ?あ。お姉ちゃんの...」
そう言いかけて口をつぐんだ
「記憶...あるんだな。じゃぁどうして」
彼女は小さくつぶやき始めた
「生き別れた時...私を引き取った夫婦は事業に成功して如月財閥をつくりあげました。そして、その如月の名をなのるお姉ちゃんの家庭に秘密にすることになっていまそた」
「なんで?」
「私をお姉ちゃんとで合わせないためです。」
「あったらダメなのか?」
「お姉ちゃんは...。言えません。でもそれで、うまく周りをごまかすために10年間嘘をつき続けました」
「...」
「お姉ちゃんに会いたかった。やっと会えたのに...。ふぇっ....ふぇええん」
とっさにおれは抱きしめた
「ないていいぞ」
彼女はずっとないていた

