今日一日の事を思い出しながら、寮の廊下を歩いて居た

今日は訳わかん無い事が沢山あった…

兵長が私なんかに心剣の出しかたを教えてくれた事、

それと、私が心剣を出せた事、

なによりも分からないのは、さっきの傷が跡形も無く消えて居る事……

かなり深かったで有ろう傷が有った右肩に手を当てながら、部屋のドアを開けた

「はは、ボロボロじゃん」
「大丈夫?」

ルームメイトのリュウとミウだ、

それ、あんた達が言えるのかよ…

人の事が言えない位傷だらけだった

「兵長にやられた、でももう平気」

リュウとミウが顔を見合わせた

「お前もか…」