ブラックナイト

「お前らの3分の1くらいかな?」

ヒヨリさんはあまり気にしてないような素振りだが、俺たちを気遣っているんだろう。

あの時のような悲しそうな顔が少しだが、今のヒヨリさんにかぶる

アイさんとゼロさんが下を向く。

きっとヒヨリさんの過去や悲しみを知っているからだろう。


「あ……あの。それって、なんか支障とか出ないんですか?」

ミナミ…

それ今聴くか…

「出てないから今ここにいるんだろ」


だろうな

ヒヨリさんは呆れてはいるが、ほんの少し楽しそう?

気のせいか…

「こいつは優秀すぎて訓練兵から1ヶ月でここに来たんだ」

「お前がそうなる様仕向けたんだろ」

「そうだったか?」

「そんな事するのも出来るのもお前くらいだ」

「ヒヨリって怒ってんのか褒めてんのか分かりにくいよ」

「お前に言うのは大体褒めてないって覚えとけ」

またヒヨリさんとゼロさんの謎の口喧嘩が始まった。