2人のやり取りを見ながら苦笑して居た俺にゼロさんが笑ながら話し欠ける

「なあ、こいついくつに見える」

はい?

質問の意味が良く…

ヒヨリさんか?

うーん

アイさんが17だから…

「19くらいですかね」

俺の答えに2人はキョトンとした顔をする

「はは、女の年を7も間違えるなんて最低だな」

ゼロさんが笑ながらヒヨリさんの頭を撫でた

…?

待て待て待て、どういう事だ?

7?

何言ってる

「ちょっと待ってください!どういう意味ですか⁈」

俺は頭をフル回転させ、状況を理解しようとする

が…

無理だな

「私は12だ」

ヒヨリさんが溜め息を付く

「?」

はい?

「な、ガキだろ」

な、じゃないですよ

「知らなかったのか?」

「知らなかったもなにも、聞いたことも無いですよ」

理解出来無いんだが…

「どういう事で、ガキも居るし、寝るか」

ゼロさんの一言でヒヨリさんが不機嫌な顔に成る

明らかに「うっとうしいヤツ」と言う顔をして居る