風呂に長く浸かってしまった

俺とした事が

熱い体を冷まそうとソファーに倒れこんだ

「あつ」

つい話し混んじまった

最低15歳で入団だから…

アイさ…アイはまだ入団して2年なんだ

「うっ!」

腹に何か乗った

瞑っていた目を恐る恐る開く

は⁈

「ヒヨリさん⁈」

そこには軍服に身を包んだヒヨリさんが座って居た

「動くなよ、コーヒーが零れる」

よく見ると、手にコーヒーを持って居た

てか、仕事上がんの遅!

「か…軽いですね」

お世話で言った訳じゃない

猫乗っけた方が重いかも…

この人どこにあんな筋肉付いてんだ⁈

「それは褒めてるのか?」

相変わらずの無表情

「あ…はい、どちらかと言えば…」

回答を誤ったら殺される気がする

ヒヨリさんはスッと立ち上がった

「褒め言葉になってねぇよ」

え?

そのままカツカツと行ってしまった

どうしてあんな悲しそうな顔するんだろう?