その日は荷物をブラックナイトの寮に移す事だけで終わった

「アイさん」

「ん?」

お前はアイさんと2人で風呂に浸かって居た

「ここの寮には立派な風呂が着いて居るんですね」

ブラックナイトには温泉と言っても良いような風呂が着いて居た

「ゼロとヒヨリの趣味だろうな」

あの兵長を名前で呼ぶんだからすごい人なんだろうな

「あの、質問して良いですか?」

兵長には聞きにくいからなぁ

「その敬語とさんずけを辞めてくれたらな」

「はい?」

思いがけない返事に声が裏返る

「だってさ、そんなに年変わんないよ」

何を言い出すんだこの人

確かに年は考えたこと無かったけど…

「アイさ…アイはいくつ?」

うーどうしても敬語になるぅ

「17」

は?

「2つしか変わんないんだよ」

ま…マジか