Love Story

クリスマスを一緒に
過ごすことになり
ラブホテルに泊まった


「ちょっと、そこ見て」
「?」
「電子レンジ」
「なに?」
「いいから」

不信感を抱きながら
電子レンジを開けると
白い箱
中身はペアリングだった

まだ付き合ってないのに
早いと思いながら
凄く嬉しかった


少し前に
「ペアリングいいよね~」
と言ったのを
和哉は覚えていた

女性のブランドの指輪、
一人で買いに行ったのかな
とか
指のサイズ良く分かったな
とか
色々考えた
とにかく幸せ過ぎた