視界がぼやけて石階段を踏み外しそうになる。

これでよかったのかな?先輩達付き合うのかな…

だって二人楽しそうだったし、お似合いだし…。

光井先輩が私のことが好きって言うのも平野先輩が気を使って言ってくれたんだ。

…先輩が大好きです。

涙が止まらなくなった。私は一階の空き教室に走り込み、ドアの下にしゃがみこんだ。