シャー芯2本、赤ペン1本を買って文具屋を出た。
「げ」
携帯を見ると時刻は3時半。
新商品だとかHBだとか2Hだとか、どれが一番いいんだか迷ってるうちに一時間近くも居座っていたようだった。
まぁ買えたしいいや、と思った直後、携帯が震えた。
画面には八幡 林檎の文字。ちなみに自分はあだ名じゃなくフルネームを登録します。どうでもいいか。
「はい」
「あのー…、今忙しいですか?」
「あー…」
忙しいかと言われれば忙しいけど、八幡さんが電話してくるなんて中々無いし…。
「何かあったの?」
「いや、まぁ、そうですね。なんか私の友だ…」
「お前の学校の近くに公園あるやろ?あれの滑り台側に道があんのよ。あの道いって右側の手前から二番目の一軒家に来てくださいな。じゃあ」
「ちょ…」
男性に道順を言われたみたいだったけど…。よくあんなすらすら案内できるよな…
携帯の通話録音機能を活用して、その場所に行ってみた。
「…何やってんだろ」
自分には課題が大量に残ってるのに…。てか、八幡さんが男性といるのがびっくり。
とりあえず言われた家のチャイムを鳴らす。
「げ」
携帯を見ると時刻は3時半。
新商品だとかHBだとか2Hだとか、どれが一番いいんだか迷ってるうちに一時間近くも居座っていたようだった。
まぁ買えたしいいや、と思った直後、携帯が震えた。
画面には八幡 林檎の文字。ちなみに自分はあだ名じゃなくフルネームを登録します。どうでもいいか。
「はい」
「あのー…、今忙しいですか?」
「あー…」
忙しいかと言われれば忙しいけど、八幡さんが電話してくるなんて中々無いし…。
「何かあったの?」
「いや、まぁ、そうですね。なんか私の友だ…」
「お前の学校の近くに公園あるやろ?あれの滑り台側に道があんのよ。あの道いって右側の手前から二番目の一軒家に来てくださいな。じゃあ」
「ちょ…」
男性に道順を言われたみたいだったけど…。よくあんなすらすら案内できるよな…
携帯の通話録音機能を活用して、その場所に行ってみた。
「…何やってんだろ」
自分には課題が大量に残ってるのに…。てか、八幡さんが男性といるのがびっくり。
とりあえず言われた家のチャイムを鳴らす。