「「「キャーーー!!」」」 「だれか先生をよんでこい!」 んー気持ち悪い。誰か助け…… 「おい、大丈夫か!?今保健室に運んでやるからな!」 身体がフワッと浮く。一瞬手放しかけた意識を取り戻した。そのとき見たのは… 男の子なのに長いまつ毛、ぱっちり二重、無造作にセットしてある茶髪、整った鼻筋。全てが完璧な人がそこにいた。 でも、その人は……… 「にゃかひりょ ひぶきぃ?」 く、口が回らない。そのままあたしは意識を手放した。