とりあえずこいつをベッドに……。
にしても、こいつかわいいな。彼氏とかいるのかな。いるんだろーな。
そう思ったとき、俺はこいつにキス、していた。
バッ!
保健室をダッシュで抜ける。勢い余って屋上まで来てしまった。
ヤバイヤバイ、今のはさすがにヤバイだろ!
俺、何しちゃってんの!?普通、抑えるだろ!理性を!
でも、あいつの唇柔らかかったな。
………。
だから!り、せ、いを!
と、そんなこんなで、1人劇を繰り返していたら、思い出した。
今日、入学式じゃね?
ダッシュで階段を降りる。
すると、突然。
「ま、迷子〜〜!?」
そう、そこには、あいつがいた。思わず、笑ってしまった。
