あっ、さりげなくまた来る発言しちゃった。

「あっ...また来てもいい?」

一応確かめてしまう。

「どうぞ?」

と言って陸くんが、少し笑った。

それにつられ、私も笑顔になる。

「食べよっか?」

「うんっ!」

陸くんのお母さんのケーキは、すごくおいしかった。私も、陸くんになにか作ってあげたいなと考えていた。