君想歌

「見ーるーなーっ!!」

赤い着物が目に入ったまでは
良かった。

「ちょっ和泉っ」


遠慮無しに手で僕の顔を押して
和泉は抵抗しますし。


「もーっ!!
良いじゃないですかっ」

「やだーっ!!」

見せて、見せない、の会話の
いたちごっこ。

いつしか双方は大声で
言い合っていたらしく。

「うるせぇぇぇぇっ!!」


鬼と化した土方さんに
頭を手加減無しに叩かれました。

もう…和泉のせいですからっ!!


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