君想歌

「和泉くん。
ミツさんは試衛館時代からの
知り合いなんだ。
何しろ女友達が立場上、
作る時間もないだろう?」


近藤は和泉の状況を理解してか
わざわざ文を送ったようだ。


「すいません、は無しですよ。
和泉さん」

「八十八っちゃん。口挟まない」

「やや。その通りだ。
よく分かっているな山野君は」


和泉をたしなめ近藤は
豪快に笑う。


ぷいと他方を向いた和泉に
ミツも口を挟む。


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