君想歌

土方と今後の任務の計画を
細かく決めると。

随分と時間は経っていた。

屯所に帰ってきた頃には
暗い藍色に染まった空に
一番星が輝いていた。


「屋根で呑むか。付き合え」


しばらく空を見上げていた
土方は唐突に言い出した。


「バレるなよ。
酒と聞いたら飛んでくる」


「あぁ分かった。用意してくる」

此方としても悪酔いされて
暴れられるのも困る。


とんでもない連中どもが騒ぐと
手に終えなくなってしまう。


今頃は風呂に入っている時間帯。


用意がバレる心配は無用。

酒瓶とツマミ。


それだけ用意し山崎の手を借り
屋根へと上がった。


.