君想歌

和泉の隣で沖田までもが
つられて寝てしまう。


呆れたような顔をした土方は
沖田に和泉の羽織を掛けてやる。


二人を見守るように土方は
部屋の入口に座っていた。


和泉が泣いたりするのは
極めて珍しい。


言えば。相当精神的にも
辛かった、と捉えられる。


ほんの少しでも。

和泉の心が軽くなってくれたら。


それが土方の願いだ。


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