君想歌

和泉、沖田の二人が近藤に同行。


だが四国屋の方が疑いが濃い。

一番隊の隊士は準備だけ
整えさせ斎藤に任せた。


門前に集まる隊士たちより遅れ
和泉も着替え始める。


着流しから動きやすい袴へ。


池田屋から四国屋まで走るのを
考えて薄い生地の上を箪笥から
引っ張り出した。


いつもよりしっかりと帯を巻き
懐刀を間に挟み込む。



以前の急襲で和泉が寝てから
刀の手入れは斎藤が次いでに
してくれている。


斎藤の手入れは素晴らしい。

切れ味は格段に増しているはず。


髪紐をほどき結っていた髪を
きつく結び直す。

水色の髪紐と対になる
赤色の髪紐は刀に結ぶ。


邪魔にならないように前髪も
一緒に。


刀を帯に差し込むと集合場所へ
足を早めた。


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