君想歌

夏の暑さで体調を崩した隊士も
多数。


目も回りそうな忙しさに
休む間も無い。


「八十八ちゃーん」

「和泉さんっ?忙しいんじゃ……」

昨夜、熱を出した山野の顔を
見に行くついでに休息をとる。

「サボり。ここなら誰も来ない」

舌を出したら駄目です、と
山野に戒められた。


当然和泉の部屋に訪れるのは
幹部くらい。

山野の部屋は騒がしい隊士が
半分をしめる。


これでは休もうにも休めない。

そこで一時的に和泉の部屋に
お引っ越し、となり。


「それに私のせいだしね……」


走った際にかいた汗を拭かず
風にさらしてしまったのは
和泉が襲われたから。

そのせいで山野が体調を
崩したのだろう。

責任は少なからず和泉にある。

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