君想歌

土方が色々と聞く前に斎藤は
憶測も含めて説明。


「斎藤だからな。
勘づいてるとは思ったが」

和泉の恋仲が吉田稔麿であり。

今回も和泉に手を貸したのが
彼と気付いていながら無視。


「仕事に関して決して瀬戸は
嘘はつきません故。
信用した上で副長への報告は
遅らせました」


「和泉の組内での信用は随一か。
この事は他言無用だ」


承知、と返事をした斎藤は
聞きにくそうに質問する。


「和泉の処分などは……?」

「何も。これまで通りだ」


即答した土方に安心したように
斎藤は表情を緩ませる。


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