ヒュンッと風切り音が通り過ぎ
和泉が刀を繰り出すはずだった
男の胸に刺さる。
刀は見慣れた仲間の物だ。
「和泉、下がってください」
沖田の声に壁際へと下がる。
既に高杉と悠は姿を消している。
吉田は至って普通の顔をして
沖田と斎藤に混じっている。
新撰組の剣豪二人。
一気に片付いたこの場は
目を背けたくなる程酷い。
「和泉、またね」
気配を消した吉田は和泉に囁き
裏通りに消えた。
「あれ?さっきの人は?」
消えた吉田に辺りを見回す沖田。
斎藤は和泉に視線を送ると
刀をしまう。
吉田の存在に気づいていて
知らない振りをする斎藤に
小さく笑う。
「総司、帰るぞ。
副長に報告せねばならん。
和泉も早く休ませる」
ここまで来る間かなりの時間を
要した。
ずっと戦っていたとなれば
疲労は相当なものだろう。
山野に泣き付かれ和泉は
困った様子を見せていた。
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和泉が刀を繰り出すはずだった
男の胸に刺さる。
刀は見慣れた仲間の物だ。
「和泉、下がってください」
沖田の声に壁際へと下がる。
既に高杉と悠は姿を消している。
吉田は至って普通の顔をして
沖田と斎藤に混じっている。
新撰組の剣豪二人。
一気に片付いたこの場は
目を背けたくなる程酷い。
「和泉、またね」
気配を消した吉田は和泉に囁き
裏通りに消えた。
「あれ?さっきの人は?」
消えた吉田に辺りを見回す沖田。
斎藤は和泉に視線を送ると
刀をしまう。
吉田の存在に気づいていて
知らない振りをする斎藤に
小さく笑う。
「総司、帰るぞ。
副長に報告せねばならん。
和泉も早く休ませる」
ここまで来る間かなりの時間を
要した。
ずっと戦っていたとなれば
疲労は相当なものだろう。
山野に泣き付かれ和泉は
困った様子を見せていた。
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