君想歌

戦いが長引けば和泉は
思うように動けなくなる。


吉田の予想の範囲内。



刀を取り落とす和泉の気持ちは
吉田にも分かる。


そこで焦ってしまえば
怪我をするのは必然。


なら迷惑を掛けまいと無茶する
和泉を止めなければならない。


「それに応援は呼んであるって
忘れてない?
俺がそれまで和泉は守るから」


頷いた和泉に吉田は微笑した。

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